イデンシマンガ(4)

2014.04.28 21:32|イデンシ
どもです、くぼりょです。
おもに白泉社と秋田書店のマンガで育ちました
 
勿論ほかの漫画雑誌もいろいろ読みましたが
一番よく読んでいたのが上記2社の漫画雑誌や単行本。
骨太というか一筋縄ではいかない作品が結構載っていて
それがとても気に入っていました。
 
というわけで今回も白泉社の漫画。
 
和田慎二「スケバン刑事」
 
心に傷を持つ札付きのスケバンである麻宮サキ。
少年院にいた彼女を警視庁の暗闇警視が匿名の学生刑事に任命する。
「シャバや学生生活に興味はない」とうそぶく彼女に
暗闇警視は、サキの母の死刑執行停止を取引条件に引き受けさせる。
サキの母は夫殺しの罪で死刑判決を受け、まもなく刑が執行されるはずだった。

かくして麻宮サキは学生刑事(通称・スケバン刑事)となり、
警察の捜査の及びにくい学園・学校へ入り込み
熱く優しい心と母から教えてもらった超絶的なヨーヨーの腕前で事件に挑んでいく…。

 
連載当時は知らなかったのですが
(なにしろ連載期間が1975年から1982年まで…さすがに早熟すぎます)
白泉社の雑誌「花とゆめ」を読むようになり、
同じ作者の「ピグマリオ」が面白くてそれまでの作品も読み返し、
彼のコミックスをちまちま揃えはじめました。
 
「スケバン刑事」はテレビドラマも放送されましたが
やはり原作が一番面白いと私は思います。
(2部や3部は別の意味で面白かったですが…
 
主人公サキのカッコよさは勿論好きですが
彼女を取り巻く人たちの
それぞれの思いや生き方もちゃんと描かれていて
彼らも好きになり、さらには
悪役やライバルの潔いまでの陰謀・策略にウットリすることも。
 
正義感とか
義侠心とか
肉親への分かち難い感情や
誰かが誰かを思い遣ることとか
どうしても遣り切れないこととか
 
そういういろんな感情もここで学んだ気がします。
 
ああ、やっぱりうまく説明できない。
コレ、3週間ぐらいかけているのに、書けば書くほど
言いたいことから遠ざかっていく感じがします…悔しいなあ
 
とにかく大好きなマンガで
ひょっとしたら私の一番根っこを作ったのかもしれません。
いや、きっとそうなのです。
 
 

 

 

イデンシマンガ(2)

2014.03.13 20:32|イデンシ
ども、くぼりょです。

雛まつりを過ぎてだいぶになりますが、そういえば…と思いだしたのが
美内すずえ「妖鬼妃伝」です。

美内すずえさんと言えばおそらくほとんどの人が「ガラスの仮面」を思い浮かべると思いますが
短編や別の漫画も描いてらっしゃいます。
ホラー作品も多くて、かなり怖かった記憶があります。
 
で、「妖鬼妃伝」。
コレを幼少期に読んで、私は雛人形が怖くなりました。

たしか、
普通の高校生の女の子が
ある日ふとしたきっかけで地下鉄駅の途中に別の道を見つけて、
そこには平安の都のような空間があり、
さらには意思(しかも人間に対する悪意)を持った雛人形たちがいて…
というような話でした。

小さい雛人形たちがわらわらと追いかけてきたり、
主人公の親友も雛人形になってしまっていたり、
とにかく怖かった記憶があります。
 
以来、しばらくは
「地下鉄の中には別の世界があるのでは!?」とか
「雛人形は普段じっとしているけれど本当は…」
という妄想が消えませんでした。
 
美内すずえさんのホラー漫画、本当に怖かったんですよ!! 
ということで、コレはまた読んでみたいような読みたくないような…
なかなか複雑な、けれど面白い作品です。

イデンシマンガ(1)

2014.03.11 20:30|イデンシ
どもです、くぼりょです。
 
ブログを初めてみたものの、
そうそう毎日書くことも実はなく(ああ…)
でも折角だからなにか自分のことでも書ければと考えてまして。
 
自分に影響を与えた本などについて書いてみるのはどうだろうと思いました。
本とか漫画とか映画とか舞台とか。
私の血となり肉となって私を形作ったいろんなもの。

それらについて書いてみようと思います。

まずは、漫画。

川原泉「森には真理が落ちている」

ずいぶん前に読んだのですが、今でも時々思い出す漫画です。
というかその中の1シーンがふいに思いだされます。
 
その時に、嬉しいような悲しいような
言葉にできないけれど大切な感情が湧きおこる話でした。

確か、
一人暮らしをしているのんびりした主人公がひょんなことから亀になってしまって、
冷徹な同級生の男の子と暮らしていくうちに、彼の心に張りつめた氷が解けて…
というような話だったと思います。

その中でふと思い出すのが 
主人公は両親を亡くし、一人暮らしをしていたので
いつもひとりで誕生日を祝っていた、というシーン。

同級生の男の子の言葉が
「僕にはすてきなカメがいる
誕生日にひとりでケーキを買って(貧乏なので誕生日にしか買わない)
ひとりでローソク立てて ひとりで御祝いパチパチパチ
そーゆーすてきなカメだった」

というのです。
 
ひっそりと、でも幸せそうに祝うその画面がとても印象的だったのです。

こんな幸せもあるのだと、それがとても嬉しく切なく思ったのです。

川原泉さんの漫画は他にも好きなものがありますが、
じわじわ染み入るような感情を思い起こさせてくれるのは
この話が一番印象的です。
 
ささやかな幸せを感じる時や自分の誕生日にふと思い出す漫画です。
もう一度読みたいなあ。
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プロフィール

窪田涼子(くぼたりょうこ)

Author:窪田涼子(くぼたりょうこ)
ナレーター・司会などをしています。
本と文字を読むのが好きです。
至らぬアレですが、
どうぞよろしくお願いいたします。

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