ナレーター・窪田涼子のブログです。仕事情報やそれにまつわるモノコト、日々のアレコレなどを書いていけたらと思います。ご笑覧くださいませ。

ミズキブログ~わからんことはロマンということに~

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覇権愛

どもです、くぼりょです。
先日、辻村深月「ハケンアニメ!」を読みました。

読み始めるとページをめくる手を止めたくなくて、気付けば翌朝に。
ああ…仕事のない日でよかった…

「ハケンアニメ!」はいわゆる「お仕事小説」ですが
タイトル通り、ちょっと特殊に思えるアニメ業界を舞台にした、
でもどの業界にも共通する(と思いたい)仕事への愛を描いた物語でした。

タイトルの「ハケン」とは「覇権」のこと。
「その時期、覇権をとるアニメとは!?」ということですね。

私はアニメもわりと…いや、かなり好きなので
アニメ作品を作る監督やプロデューサーや声優やアニメーターのことが
書かれているのも嬉しかったですが
いろいろ共感できることが随所にあって
うんうん頷いたりニヤニヤしたり元気づけられたりしました。

たとえば、
とある声優が、すきな監督のアニメ作品は観たいけれど
そのオーディションに落ちたり、そもそも声がかからなかった時に
なかなか観られないジレンマに陥ることとか。

確かに。
オーディションに落ちると、観るのにすごく勇気がいります。
その作品が面白ければ面白いほど嬉しくて悔しくて。
そもそも声がかからなかったと気付いたらもっと悔しくて。

たとえば、
すきなアニメとタイアップした企画(商品やイベント、キャンペーンなど)も
アニメを知らない人が関わっていると
その作品に対して敬意が感じられない時があって
そんなときは無性に腹立たしくなるとか。

そうなんです!
「とりあえずコレ出しとけばいいんでしょ?」
みたいな風に感じられるときは本当に悔しくなります。
せっかくやるなら少しでもいい、
ちゃんと好きになってくれ!って叫びたくなります。
(いや、時々本当に叫んでいます

ちゃんと仕事をするって、
段取りやクオリティももちろん大切だけれど
「そこに敬意が感じられるか」も大事な気がします。
それが見たり聞いたりした人にもちゃんと伝わるはずだから。

「ハケンアニメ!」に出てきたひとたちは
それぞれ困ったり悩んだり、
どこか一癖あったりするけれど、
みんな仕事に対してはちゃんと向き合っている。
いいものを作ろうと思っている。
それが素敵だと思いました。

なかなか思うように出来なくて悔しいこともある。
いろんな枷があってままならない時もあるけれど。
それでも出来る限りいいものを届けられれば。
そう思います。



あ、あと。
田舎だと、かーなーり離れていても普通に会話しちゃう
という場面もありましたが
「あーそうそう。田舎の近所のばーちゃんたち
田んぼ数枚挟んで世間話してたなあ…」って思い出しました
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  1. 2015.01.31(土) _01:54:52
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