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文字も絵も美しいとうっとりします

2018.05.30 23:34|仕事情報
どもです、くぼりょです。
道後温泉の「部屋本 坊っちやん」で祖父江慎さんのフォント愛に痺れた私。

かくして、「フォントかるた」を買いました。
読み札には、フォント名・フォントの説明・フォントのサンプルが、
取り札の表面には写研の「写植書体見本帳」で使用されている言葉が、
取り札の裏面には表面で使われているフォントの名前が書かれています。
A1明朝とかMSゴシックとかメイリオとかですね。
つまり、言葉の違いではなくフォントの種類だけで札を見分けるという、玄人向けのかるたです。

せっかくだからと「紙神経衰弱」も買いました。
一般的なトランプの神経衰弱のようにカードをめくって同じものをあてていくのですが、
めくれどめくれど26種類の白い紙ばかり。
表面はまっしろなので、一見何の紙かわからないけれど、
片側をめくると紙の名前や色名、重さがわかるようになっています。
ミランダとかマーメイドとかレザック66とかですね。
こちらもカードに書かれたマークではなく紙自体を当てる、玄人向けのカードです。

一体何故こんなものを、と思われるかもしれませんが…すきなんです。
字体とか紙質とか、見たり触ったりするのが
でもまだまだくわしくないので、学習がてら
近々、ひとりかるた大会をするつもりです。

それはさておき。
音声ガイドを担当した龍谷ミュージアム春季特別展「お釈迦さんワールド」を観に行ってきました。
RYUKOKUMU.jpg
インドに生まれ育ったひとりの青年が悟りをひらき、仏教の開祖となった「お釈迦さん」。
彼が生きた時代とその生涯を経典や美術品などで紹介しています。
像や絵画などが多かったですが、お釈迦さんといえばブッダ。
ブッダといえば手塚治氏の「ブッダ」。
直筆原稿も展示されているのです

手塚氏の直筆原稿は、とても美しいものでした。
しっかりと書きこまれているので、ずっと見ていても飽きないくらい。これだけでも十分見ごたえがあります。
ほかにも今回初公開の展示品もいくつかあって興味をそそられたので、思ったより時間をかけて見てしまいました。

…そういえば。
仕事情報に載せていなかったので、いまさらですがお知らせしておきます。
もう会期半ばも過ぎてしまいましたが

龍谷ミュージアム春季特別企画
「お釈迦さんワールド ブッダになったひと」

開催期間:2018年4月21日(土)~6月17日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時半まで)
休館日:月曜日
入館料:一般1,200円、高大生800円、小中生400円
     ※音声ガイド機は別途550円かかります。ご了承ください。


龍谷ミュージアムは何度も企画展の音声ガイドをさせてもらっていることもあり、
折に触れて行くのですが、こじんまりとした美術館ながらすきな場所のひとつです。
展示室までの階段の踊り場には企画展にちなんだ手作り感満載の誘導案内に和みますし
ミュージアムシアターでは常時2種類の映像を一日数回観ることができます。
(今回は企画展にちなみ、紙芝居屋ガンチャンの
「お釈迦さんワールド紙芝居『シッダールタさんの人生』」も上映していました。
上映時間約14分で、お釈迦さんと今回の展示品のことがわかる内容です。)

私がミュージアムの中で一番すきなのはベゼクリク石窟寺院復元展示
美術館の一画に回廊をつくり、その内部に色鮮やかな仏教壁画を描き尽くしてあります。
大きくて、狭くて、でもなんだか落ち着く…ちょっと不思議なコーナーです。

気になった方はぜひ足を運んでみてください。
春季企画展はあと2週間ちょっとしかないですが

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プロフィール

窪田涼子(くぼたりょうこ)

Author:窪田涼子(くぼたりょうこ)
ナレーター・司会などをしています。
本と文字を読むのが好きです。
至らぬアレですが、
どうぞよろしくお願いいたします。

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