行くは未知の道なれど血は身にせよ

2017.05.05 23:47|徒然記
どもです、くぼりょです。

みなさまお元気ですか?
今日明日あたりは「立夏」だそうですよ。

二十四節気でいうところの夏立つ日で、
暦の上ではこの日から立秋(8月7日もしくは8日)までが夏。
野山に新緑が目立ち、風も爽やかになって、夏の気配が感じられるようになる季節。
ぼやぼやしていると新しい季節に置いていかれちゃいます。
あああ…暖かくなってきましたね。

みなさまお元気ですか?
私はまだ花粉症に身悶えしています。
1月2月に比べれば少し症状もよくなってきているような気もしますが
それでもズビズビうるうるしています。
嗚呼、世の中はままならぬものですなあ…

それはさておき。
「大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン」有料試写会に行ってきました。
私も少しお手伝いさせてもらった「怪獣ゴッコ」が収められた
オムニバス怪獣(バカ)映画の試写会です。

名だたる映画監督や
知る人ぞ知る映像作家や
秘めたる才をうっかり顕わにしてしまった方々総勢28名
上映時間約2時間の一大作品集。
しかも「怪獣映画」ばかり。
特撮好きの私は行くしかないでしょう

いやあ、楽しかったです。
げらげら笑っていたら
ハッとさせられて
息をのむ間に
脳みそをフル回転させ
ときには息を抜くつもりが
思わず思索に耽り。

まあ結局のところ「面白かった!」の一言に尽きたのでした。

さらに昨日は
劇団クセックACTの公演「ドン・キホーテ その狂気について」に行ってきました。
以前、朗読「袈裟と盛遠」公演で共演してくださった
榊原忠美さんが出演しているのです

「ドン・キホーテ」という物語はよく知られていますが
そこはさすがのクセック。
なかなかに骨太で重厚で、笑わせながらも恐ろしくて。
常にふわふわゆらゆらしている私には
その一片くらいしか理解できなかった気がします。

それでも、
舞台の上に立つ方々は榊原さんを筆頭に
凛々しく
雄々しく
猛々しく
狂おしく
切なげに
そこかしこに「いる!」と感じられたのでした。

「力」とか「関係」とか
「真実」とか「虚構」とか
「狂気」とか「強さ」とか
いろいろ考えました。

嬉しいことに久し振りに会いたかったひとにも偶然会えましたし。
とてもよい時間でした。

あっ、その少し前には
同じく「袈裟と盛遠」公演で舞台美術を美しく彩ってくださった
中村えい子さんの個展も行ってきました。
いつもながら糸と意図と意思と決心と意味と意趣を溢れさせた素敵な空間でした。

久し振りにゆっくりとお話はできたのですが
肝心の作品はスケールが大きすぎて、私の撮影技術では追いつかず
せ…せめて長浜曳山祭りが催されていたので、
その「子ども歌舞伎」の写真をば
nagayama

こちらも重要無形文化財に指定されているだけあって、とても見応えがあり
「来年も観に行きたい」と思えるくらい楽しい祭りでした。
うん、来年はもう少しゆっくり巡ってみたいです。

ほかにも

彦根城に行ったらタイミングよく、ひこにゃんが来ていたり!
hiko
(でも、持っていた花がしおれてしまい、
ちょっとしょげているひこにゃん…)

私がずっとすきな鴻上尚史さん演出の舞台「ドラえもん」を観たり。
話も面白かったけど、私がずっと記憶に留めていた
かつての仮面ライダーに出ていた怪優(!?)の方がが出ていらして
それはそれは生き生きと舞台の上にいらっしゃるのが
とても嬉しくなりました。

そのひとが
生きている
踏ん張っている
認められている
そのことが。

そんなこんなで。
あちこち行ったり言ったり
出たり引っ込んだり
嬉しかったり困ったり考えたりしています。
まあ多分、これからもきっと。

つづく限りイロイロと
やっていきます。
お知らせします。
ほそぼそと、だと思いますが。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
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観たものを身に

2017.05.02 23:06|徒然記
どもです、くぼりょです。

今日は八十八夜だそうです。
立春から数えて88日ってわかりやすい、ともいえますね。
先人の知識や知恵は素晴らしいです。

しかし。
ならば「夏も近づ」いているわけですね。
うあああ…今年も「汗」という苦悶の季節があああ…

それはさておき。
シバイが終わってひと月以上経ちましたが、
まだまだちゃんとお礼を言えていない方がいらっしゃるので
それを伝えてからブログを…と思っていたらこんなに月日が過ぎていました。

ううう…とろくて面目ないです

そうこうしているうちにも
いろんなものを観たり
いろんなところに行ったり
いろいろ模索探索していました。

今回はその中でいくつか挙げていきますね。
みたもの、みるもの、
そういうものを通じて
「私」というイキモノがわかってもらえる部分もあると思うので。


まず。
シバイの稽古中にいろいろ観ていたのが

「暗くなるまで待って」
「暗いところで待ち合わせ」
「ドント・ブリーズ」
「沈黙」

このよっつでした。

シバイをご覧下さった方は
「はああーなるほど」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そんなん気付くかい!と思われるかもしれません。

すべてシバイの資料でした。
いや、勿論観たいから観たのですけれど。

前者みっつは、どれも盲目の人が出てくる物語。

ちょっとだけ盲目の役をすることがあったので
いろいろ検索したり、気になりながら観ていなかったものを
この機会に観たってこところです。

とても参考になりましたし、新しい発見もしました。

なにより嬉しい発見は「暗くなるまで待って」。

オードリー・ヘプバーン主演のこの作品、とても面白かったです。
恥ずかしながら未見で、タイトルから勝手に
「きっとへプバーン人気に乗せて作っただけのものなんだろうな…」
と思って避けていたのですが。

予想をいい意味で裏切る良質のサスペンス!
しかも役者も話も演出も見どころ満載!!
喰わず嫌いをひとつ乗り越えるよい機会をもらいました。

「沈黙」は遠藤周作さんの小説が元になっており、
非常に重厚で、忠実で、いろんな意味で

これはなんとしても観なければいけない!

と思っていました。
日本のキリシタンが弾圧される話なのですが、
私の演じていた時代背景はそこに至る少し前の話で
そこまで切迫していませんでした。
それでも「キリスト教徒とはどういうものか」を知る手立てにもなりましたし、

宗教とはなんなのか
信じるとはどういうことか
赦すとはどうあるべきか
日本人とはどこにきてしまったのか
人間とは…

そんなことをずっと考えていました。
いや、今も考えています。
考えさせてくれる、よい映画でした。

映画作品は今もちょこちょこ観ています。

最近は
「お嬢さん」とか
「帰ってきたヒトラー」とか
「夜は短し歩けよ乙女」とか
「3月のライオン(前後篇)」とか
ほかにもここには書けないものもちょこちょこと。

そんなアレコレに
ココロを動かされ、
意欲を燃やし、
オモイに押しつぶされながら

なんとかかんとか暮らしているのでした。
〈行動編〉はまた近いうちに書きますね。
おやすみなさい

3月の、

2017.03.31 23:51|徒然記
どもです、くぼりょです。

あなたには自尊心がありますか?

自尊心。
あるいはプライド。

変に高かったり低すぎては、あまりよくないもの。
けれど正しく在れば、自分をよりよくしてくれるもの。

と、私は考えています。
適切なバランスを取るのは難しいけれど
時にグラグラ揺れるものだけれど
或いは木っ端みじんに砕かれてしまうけれど。

それでも大切なものだと思います。

たとえば。
あなたには「このひとには」という人がいますか?
このひとがみてくれているから
このひとに恥じない生き方をしたい。
このひとが傍にいるから
このひとが安心できるように生き方を正したい。
このひとに喜んでもらいたいから
このひとが嫌がることをしない、言い訳もしない。

そんなふうに頑張れたら
それはとてもよい自尊心だと思うのです。

頑張ればなんでも叶う訳じゃない。
泣いたって怒ったって解決できることなんて高が知れてる。
どれだけ辛くても時間がたいてい忘れさせてくれる。
大切だったはずのことも
大事にしていたものだって
どこかに置き去りにしたことすらもケロッと。

だからとにかくひとつずつやるしかない。
出来ることは限られているかもしれないけれど
全くやらない言い訳はしたくない。

あのひとが安心してくれるなら
あの人たちが喜んでくれるなら
自尊心は正しく持てるなら
なにより私の味方になってくれるはずだから。

今日も一歩。
あるいは一手。
少しずつ、少しずつ。
焦らず、弛まず、怠らず、そして腐らずに。

早いもので明日から新年度、
お互い少しずつでも進んでいきましょう。
koma

朗読と芝居の間に

2017.03.30 23:59|徒然記
どもです、くぼりょです。

だいとう戯曲講座発表会が終わってからしばらく
気付くと「野崎小唄」を口ずさんでいました。

仕事とか芝居の稽古に通う道すがらとか、
芝居の合間に誰もいない舞台にこっそり転がってとか。

朗読作品の中で、「野崎小唄」を
ちょっとだけ唄うシーンがあったのです。

そういえば昔、
親がお風呂で楽しそうに詩吟を唄っていたなあ…
だいとう戯曲講座発表会でのそのシーンも
景色が良くて、気分も好くて、
なにより「地元・野崎」の歌だもんなあ…
のびのびと唄えたらいいなあ…
なんてことを思ってました。

毎回少し調子はずれだったのは
そして、唄う長さがいつも違っていたのは
そのときの気分ゆえ…御愛嬌、とお許しください
「野崎小唄」は何人かの歌手が唄われていて
どの方の唄い方もちょっとずつ違いながらも素敵だったので
いろいろ取り入れたくなってしまったのです

「河内キリシタン列伝」の本番直前には
なんとかスキマ縫って映画を観てきました。
遠藤周作・原作の映画「沈黙」は上演時間2時間41分。
キリシタン弾圧真っただ中の時代が舞台で
観ている間ずっと胸が締め付けられるようでした。
かなり重めの内容でしたが、しっかりと作られていて
飽きることなく、目も離せず、いろいろ考えさせられました。

私たちが出演した「河内キリシタン列伝」では
そこまで弾圧が強く酷い時代ではありませんでしたが
私の演じた結城弥平次も
ほかの大名や神父や宣教師を助けるために追手から逃れていました。
美しい教会をつくり、家族や周りの人間ををキリシタンに導き、
よかれと思っておこなったことで追われ、責められました。

台本を初めて読んだ時に、はっとするシーンがありました。

結城「我ら河内のキリシタンは、ポルトガルと貿易もせず、
   ただキリスト教をまことの教えと信じただけなのに、
   なぜこのように迫害を受けるのでしょうか」
三箇「罪が多いのだ」
結城「我らに罪が」
三箇「我らにも、この浮世にも」
結城「私はただ、真面目に生きようとしているだけです」
三箇「罪多き浮世だからこそ、真面目に生きようとすれば、それだけで迫害を受ける」
結城「悔しいですね」
(『河内キリシタン列伝』より抜粋)

このシーンが私は一番すきでした。
三箇さまの「罪多き浮世だからこそ~」という言葉が
現代にも当てはまるのではないか、という気がしたのです。
ただ真面目に生きていきたいだけなのに、なんだか息苦しいこの世の中で
私は、弥平次は、どうやって死ぬまで生きて抵抗していくか。

大好きな場面で、だからこそ思い入れがありすぎて
どう言えばいいのかわからなくなって悩みました。

一番伝えたいことは、変に力を入れるのではなく
そっと、さらりと言うのがよいとわかっていても。

難しかったですが、こんな舞台に出演できてとても嬉しかったです。
ご来場くださった皆様、見届けてくださりありがとございました。

引き続き、死ぬまで生きて抵抗していきます。
悲しみより希望を。
絶望より希望を。
暗黒には光を。

magatama
勾玉の形をした和菓子をいただきました。
それぞれの色に込められた良縁があるそうですが
私の手元にあったのはこれらの色の縁。
どれも大切にしたいです。
失ってから気付くのではなく、ね。

おやすみなさい

ひとまず。

2017.03.28 23:56|徒然記
どもです、くぼりょです。

おかげさまで無事に「河内キリシタン列伝」公演が終了しました。
暖房設備のない中、約90分じっとご覧いただいた方々には
本当に感謝の言葉しかありません。

いや、嬉しかったし、申し訳なかったし、吃驚したし、
いろいろお伝えしたいことはありますが。

それでもとにかく
ご支援ご声援くださり、
本当にありがとうございます!

直接お礼を言えた方、
タイミングが合わず会えなかった方、
ご来場いただけた方々には改めて
お礼の言葉をお送りしようと思っています。

ただ、何人かお名前のわからなかった方や
そっと帰られた方もいらっしゃるようなのですが…

ひとまずは「終わりました」のご報告にて。
公演に際していろいろ思ったことや気付いたことなどは
追ってまたブログに書きます。

今日はとにかく、明日の仕事に備えて
「ありがとう。おやすみなさい。」
kuma
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プロフィール

窪田涼子(くぼたりょうこ)

Author:窪田涼子(くぼたりょうこ)
ナレーター・司会などをしています。
本と文字を読むのが好きです。
至らぬアレですが、
どうぞよろしくお願いいたします。

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